- 2020/05/28
- ハザードマップの更新情報に注意
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近年、豪雨による土砂崩れや河川の氾濫など
各地で頻発していますね。
2019年の千葉県は
風(かぜ)台風の15号と
雨(あめ)台風の19号、21号に
大きな被害を受けました。
袖ケ浦で人気のエリアの一つである
「奈良輪地区」ですが
海に近く、海抜が低いという地形から
台風19号の際には
自宅への浸水等がかなり心配されたエリアでもあります。
特に、自治体から
亀山ダムの緊急放流の可能性の情報が流れたときは
地元を流れる小櫃川や浮戸川などの氾濫が現実味を帯び、
地域によっては
自宅への浸水を警戒した人々はかなり多かったのではないでしょうか。
(満員になった避難所が多かったのを記憶しております。)
結果的にダムの放流は回避され、事なきを得ましたが
あれだけの豪雨でしたから
不安な時間を過ごした方は多かったと思います。
そもそも国や都道府県は
2001年の水防法の改正により
水害リスクの高い河川の氾濫域を指定・公示することが
義務付けられています。
ですが、2019年の台風による大規模な水害は
当時の浸水想定データに示される
最大リスクを上回るものでした。
これらの現状をふまえ
2020年5月28日に
千葉県が新たな「洪水浸水想定区域図」を公表いたしました。
今後は、これらのデータを基に
千葉県の各市町村において
ハザードマップを早急に更新していくことが期待されます。
自然災害が頻発する昨今を思うと
災害リスクの最新情報が集約された
ハザードマップの更新は
早急に求められるところです。
今後のハザードマップの更新情報に注意しましょう。